すぐうだうだいう

ちょっとおかしな会社で働く体験記。

えぴそーど じゅうきゅう げんごか

現在の務めている職場はおおよそホワイトです。

尊敬できる上司と同僚。

場を荒らすような荒くれ者はおらず、定期的に聞きたくもない謎の教えを唱える者もなければ、目をつぶって自作の詩を読ませる時間もありませんし、毎朝握手する習慣もなければ、絶対君主みたいなりじちょーはいません。


あの頃の環境は異常だったというのが、現在の職場にきてからまじまじと実感する次第です。


だからといって、あの会社はブラック企業か、といわれると、そうではない、と感じてしまうのが、不思議なところです。

色とかいう概念に当てはめられず、適切に言語化できる名詞はおろか、形容詞すら思いつきません。


上層部の、お花畑脳内と、そびえ立つハイタワー自尊心に程度に気を使いつつ、頭おかしいって思いながらも、それなりに楽しく、文句を言い合える地下組織(上層部以外)の存在のお陰でなんとかやれていましたし、給料休日残業はそれなりに。


しいていうならば、同じ思想、同じ型、同じレベルに揃えようとする、反ダイバーシティ企業。令和が遅延しているみたいです。


…この会社にこの時代の訪れはまだまだ先でした。

文明開化前のエド時代だったこと(えぴそーどじゅうろく参照)失念しておりました。